迎春~じゃんけん大会~
も~いくつ寝ると~お正月~♪
「明けましておめでとうございます、高耶さん」
「おう、今年もよろしくな、直江」
「あ~正月っていいよな~ダラダラしてても怒られないし♪」
「高耶さん、あまりだらしない格好はダメですよ」
「なんだよ直江、固ぇなぁ…って、家の中でもスーツかよ!?正月の時くらい脱げよな~」
「え、高耶さん、野球拳したいんですか?」
「誰もそんなこと言ってねーし(笑)」
「しょうがないですね~(嬉しそう)せっかくですしやってみますか♪」
「いやいや、なんで俺が巻き込まれるんだ!?」
「三回勝負です。いきますよ、せーの、じゃんけんぽん!」
直江 ぐー
高耶 ぱー
「はい、直江の負け~(笑)」
「……(しぶしぶ上着を脱ぐ)」
「次は負けませんからね…覚悟してください」
「挑むところだ!」
「いきますよ!」
『じゃんけんぽん!』
直江 ちょき
高耶 ぐー
「はい、直江の負け~(笑)」
「な…なぜだ…」
「これで最後だな~♪」
「(高耶さん、こういう時だけなんか強いですよね…狡くないですか?)」
「直江、なんか言ったか?」
「い、いえ、なにも…それでは最後の勝負ですよ」
「おうよ!」
『じゃんけんぽん!』
直江 ぱー
高耶 ちょき
「…ま、また負け…た…」
「いえーい!直江、じゃんけん弱いな(笑)」
「くっ…(なにか見えない意図が働いてる気がしてならない…)」
「さーてそれじゃあ直江、罰ゲームな」
「ば、罰ゲームですか?(汗)」
「はい、これね」
「……」
「ぷっ…くくく…あはははは」
「高耶さん、そんなに笑わなくても良いじゃないですか(泣)」
「いやいや、よく似合ってるぜ直江(笑)」
「悔しいので高耶さん、あなたも被ってください」
「え、俺も!?」
「可愛いですね(笑)」
「これちびっ子向けのだろ~」
「高耶さん」
「ん、何だよ直江?」
「次は…福笑いで勝負しませんか?」
「いいぜ、受けてたーつ!」
つづく!